カードの普及率は高いですが、カードで物が買えない店もまだまだあるような気がします。
その一つが酒ディスカウンターです。
カード決済にすると手数料をカード会社に支払わなければなりません。
元々粗利の低い酒業界では死活問題です。
ビール1ケース買って、カード決済されると赤字?
1ケース100円前後しか粗利がないのに、これはたいへんだと思います。
ビールを買われる方は、カードは使えません。
とは言えないと思います。
それに、酒業界は、安く仕入れることができる代わりに、
現金仕入れから、仕入サイトが極端に短いです。
物が売れる前に支払期限がきます。
これではなかなか、儲からないです。
ただ、現金商売なのでお金は毎日入ってきます。
しかし、これをカード決済ができるようにすると、実際にお金が入ってくるのが1ヶ月後になります。
お客様から代金をいただくのではなく、カード会社から1ヶ月後の振込になるからです。
売っても売ってもお金は入ってこない、支払期限はくるでは火の車状態です。
だからカード決済はされたくないのでしょう。
安く売るということは、確実に現金が入ってくることが前提条件です。
昔、カードが使えないのは、レジでサインしたりして混雑するのを避けるためだと思っていましたが、実は経営上の問題が大きな比重を占めているようです。
ということは、世の中でカード決済ができるお店は、資金的に余裕のあるお店なのでしょうか。
いずれにせよ、お客様の立場から考えると、カードは使えた方が便利です。
少し街中で、カードが使えるお店、使えないお店、意識して見てみたいと思います。
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